積水化学工業（株）住宅カンパニー（プレジデント：安田友彦氏）は21日、単身者世帯のライフスタイルにフィットする都市型賃貸集合住宅「レトアFC（フリーキューブ）」を2005年1月29日より発売すると発表した。
同商品は、増加する都市部の単身世帯である20代後半～30代後半の入居者層をターゲットに開発されたもの。入居者自身が自由に空間を演出できる「可動間仕切収納」や照明器具の位置を動かせる「どこでも照明システム」、家電製品のコード収納が可能な「可変対応巾木」を採用することで、ライフスタイルに対応した可変空間を提案していることが特徴となっている。
さらに、室内空間とバルコニー機能をあわせ持つ「ルームコート」を設置。洗濯物干し場としても室内空間としても利用することができ、スライディングウォールを開ければ、開放感のある半野外空間として楽しむことも可能。これにより、不審者のバルコニーから部屋への侵入といった防犯面での不安に配慮した。
また、ライフサイクルコストを追求し、強固な構造体に加え傷つきにくいフローリングやクロスを使用したため、建物自体が長持ちするつくりとなっている。