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楽天、不動産ファンド事業拡大をめざしPM会社を子会社化

 楽天(株)(東京都港区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史氏)は24日、不動産ファンド事業の拡大を目的として、プロパティ・マネジメント、不動産賃貸仲介、管理などを手がけるティーケイビル(株)(東京都港区、代表取締役:森迫和典氏、資本金2億円)の全株式(4,000株)を26日付で取得、完全子会社化すると発表した。譲受金額は3億円。

 同社グループでは、総合インターネットサービス企業グループとして、サービスの向上・多角化を図るべく、新規事業の開発および取扱分野の拡大を進めており、金融事業においても昨年9月、楽天証券(株)の完全子会社として、不動産ファンド運営会社・六本木アセットマネジメント(株)を設立している。
 しかしこれまでは、不動産ファンド運営に際し重要な役割を担うプロパティ・マネジメントをグループ外の企業に委託していたため、このほど、ティーケイビルの子会社化を決定。これにより、不動産ファンド事業をグループとして行なうことが可能となり、大幅なコスト削減を見込めるとしている。


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