(株)新日鉄都市開発が川口本町4丁目4地区共同ビル建設組合(理事長:坂本 清氏)とともに進めてきた、複合再開発ビル「リビオ アクシスプレイス」が27日、竣工を迎えた。
同プロジェクトは、JR京浜東北線「川口」駅徒歩4分、川口市銀座商店街(通称:樹モール商店街)に隣接する、敷地面積1,322.01平方メートルの土地において進められてきた再開発事業。
かつては老朽化した戸建住宅やオフィスビルが立ち並んでいた同地で、従前の地権者19名とで結成された「川口本町4丁目第4地区共同ビル建設準備組合」が1998年9月より再開発事業を推進、2001年に新日本製鐵(株)(後に新日鉄都市開発が事業継承)が事業参画し、2002年に工事に着工していた。
建物1階~4階の業務部分には、従前より営業していた郵便局、託児所、理容室等が再入居。また、新規テナントとして医療機関を中心に誘致し、再入居する内科・外科に加え、小児科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科、調剤薬局の6診療科目5医院が入居する予定となっている。
なお5~23階の住宅部分(総戸数75戸)には、従前の地権者のうち16世帯が再入居する予定で、残る59戸を新日鉄都市開発(販売代理:野村不動産アーバンネット(株))が売り主として分譲する。