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神奈川県木材業協同組合連合会、シックハウス対策住宅の供給スタートへ

 神奈川県内の木材業者約560社・26団体によって構成される神奈川県木材業協同組合連合会では、同会内に設置されている『「神奈川県の家」シックハウス対策研究会』(以下、研究会)において、植物から抽出した機能性塗料を用いることで、建物全体で有害化学物質を抑制する「万生健康ハウジング工法」の販売代理をスタートすることを明らかにした。

 2003年に改正された建築基準法でシックハウス対策が強化されたことから、研究会でも対策を検討してきたところ、厚生労働省が指針値を定めている13の有害物質において指針値以下にして引き渡すことができる「万生健康ハウジング工法」の販売代理店となることで、シックハウス対策のなされた木材・住まいを供給していくこととした、としている。

 施工の価格については、各工務店によって異なるが、およそ30~40坪程度の木造軸組工法の住宅で、60万~120万円程度になるものと見ている。


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