日本ビルファンド投資法人(NBF)は10日、「2004年12月期決算」を発表した。
第7期である当期(2004年7月1日~12月31日)の業績状況は、営業収益161億1,600万円、営業利益75億2,900万円、経常利益63億700万円、当期純利益63億600万円であった。1口当たりの分配金は17,607円。また総資産額は4,303億7,800万円、純資産額は2,169億8,500万円、一口当たり純資産額は59万4,968円。
当期は、2004年7月30日に「新宿余丁町ビル」「稲毛海岸ビル」「浜松シティビル」「京町堀センタービルディング」の4棟を売却した一方、「ALLIANCE」「アクア堂島大和堂島ビル」等6物件を取得。この結果、期末時点でのポートフォリオは全体で43物件、投資額の総額は3,938億円(売買価格ベース)、総賃貸可能面積は46.1万平方メートルとなった。
当半期末の稼働率は97.5%で0.2ポイントダウン。期中平均稼働率は97.8%で前期比0.8ポイントアップした。
なお第8期(2005年1月1日~6月30日)業績予想については、営業収益161億6,800万円、経常利益は55億700万円、当期純利益55億600万円、1口当たり分配金15,100円、平均空室率2.8%を見込むとしている。