国土交通省は18日、地震による人的・経済的被害の軽減を図るべく、住宅・建築物の耐震化等について検討する「住宅・建築物の地震防災推進会議」(委員長:岡田恒男氏〔東京大学名誉教授・(財)日本建築防災協会理事長〕)を設置すると発表した。
具体的には、住宅・建築物の耐震化に関する目標を設定するとともに、目標達成のために必要となる施策や、耐震改修促進法のあり方などの検討、国民への啓発・情報提供等の促進に関する検討を行なう。また、地震保険の活用促進策についても検討していく。
2月25日(金)に第1回目の委員会を実施し、住宅の耐震化の目標を設定。5月~6月頃を目処に施策の方向についての取りまとめを行なう予定。