フロンティア不動産投資法人(FRI)は18日、不動産投資信託(JREIT)のための不動産投資物件として、商業施設「(仮称)旧名古屋工場開発建物」(名古屋市東区)の所有権取得を発表した。
同物件は、2005年3月着工予定の開発型物件(未竣工)であり、鉄筋コンクリート造・鉄骨造陸屋根5階建ての商業施設。名古屋駅から約5km、地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」駅徒歩3分のナゴヤドームに隣接する立地で、商圏人口は3km圏で27.4万人、5km圏で66.9万人、さらにナゴヤドームとの相乗効果による集客を見込めることなどから、売り主の日本たばこ産業(株)より、241億円で取得することを決定した。
総賃貸可能面積は154,288.07平方メートル、テナント数は1で、開業日から20年間の定期建物賃貸借契約によりイオン(株)に賃貸される予定となっている。
2005年3月着工、2006年3月の竣工を見込む。