エリアリンク（株）は22日、「2004年12月期決算短信（非連結）」を発表した。
当期（2004年1月1日～12月31日）単体業績の売上高は74億100万円（前年同期比65.7％増）、営業利益は12億1,100万円（同121.7％増）、経常利益は10億6,800万円（同118.7％増）、当期純利益は5億9,200万円（同127.7％増）であった。
当期経営成績をセグメント別にみると、レンタルマネジメント事業において、マンスリーマンション（前年比125室増）、コンテナ（同26現場増）、トランクルーム（同1,073室増）など、各事業の現場数・区分数がおおむね順調に増加したことから、売上高39億100万円（前年同期比27.7％増）を計上。
また、クリエイトマネジメント事業においては、土地オーナーまたはビルオーナーからのコンテナ、トランクの受注が飛躍的に増加したほか、リニューアル事業の取扱件数、金額がともに大きく増加した結果、前年同期比148.8％増となる30億900万円の売上を計上した。
なお次期については、引き続き各部門の業績拡大を図り、売上高121億700万円、経常利益16億200万円、当期純利益8億7,000万円を見込むとしている。
また併せて同日、取締役会において、新子会社「ハローアッカ（株）」（東京都千代田区、代表：小川賢一氏、資本金1,000万円）設立につき決議したと発表した。
新会社は、同社（出資比率75％）と、住宅の設計・施工、販売等を手がける（株）マックホーム（同25％、神奈川県相模原市、代表：井出和人氏）との共同出資により設立する。これにより、同社が展開している、中古の物件等を改修し付加価値を加え運用効率を上げる「ハローリニューアル」事業において、マックホームと業務提携し、専業子会社としてリニューアル事業の基盤強化をめざすとしている。
新会社の営業開始は2005年3月10日の予定。