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野村不、戸建分譲住宅「プラウドタウン 稲毛」販売へ

 野村不動産(株)は22日、千葉市稲毛区において開発中の戸建分譲住宅「プラウドタウン 稲毛」(総区画数777区画)の第1期(53戸予定)販売を、4月よりスタートすると発表した。

 同プロジェクトは、千葉市稲毛区宮野木町他で施行中の、総開発面積約319,786.26平方メートル、総区画数約777区画の土地区画整理事業地内に誕生するもの。地区内には現在、約2.6haのスポーツセンターや小学校があり、2008年度には新たに約3haの大規模公園がオープン予定となっているなど、緑豊かな住宅地となる予定となっている。
 また、住宅環境保全を目的とした地区計画制度の導入により、低層住宅地区にアパート等の共同住宅の建築を不可とするとともに、135平方メートル以下の土地の再分割を禁止するなど、将来にわたって良好な住環境の維持を図っていく。

 このほか同住宅地では、昨今の自然災害への関心の高さを鑑み、「災害に強い街づくり」というコンセプトを採用。同地区内に3ヵ所ある街区公園に、太陽・風力発電を利用した街灯を設置、災害時にも点灯されるように計画するほか、災害時の拠点となるコミュニティハウス(集会所)の新設なども計画する。
 さらに、歩道照明付の街路灯をメインストリートに設置するなど、セキュリティ対策も積極的に行なっていくとしている。

 なお建物の商品企画は、一邸一邸にテーマ性をもたせ、これまで以上に外観デザインを重視。大きく「トラッド」「モダン」「アーバン」の3タイプに区分けし、各邸ごとに「パティオのある家」「リビングステアの家」「ボイド(吹き抜け)のある家」などのテーマ設定により、充実したプランバリエーションを提供していく。

 第1期(53戸予定)販売の敷地面積は161.95平方メートル~185.42平方メートル、延床面積は104.66平方メートル~125.28平方メートル。2×4工法の木造2階建てで、間取りは4LDKと5LDKの予定。
 4月より販売をスタート、7月に入居開始予定となっている。


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