（株）東京放送は、東京都港区赤坂において、TBS放送センターに隣接する約1万坪の敷地を利用した開発計画を25日、着工した。
開発推進にあたり、開発計画の立案、許認可取得などのプロジェクトマネジメント業務のほか、開発全般にわたるマネジメント業務を三井不動産（株）が行なう。
開発計画は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結、銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅、銀座線・南北線「溜池山王」駅より徒歩圏内。
地上39階建てのオフィス・商業棟、地上4階地下1階建てのライブハウスや劇場を有する文化施設棟、地上21階建ての住宅棟（134戸）により構成されている。
また、ランドスケープ計画においては、起伏のある地形や既存樹木を保全するなど、地域の住民が慣れ親しんだ古くからの佇まいを継承。緑豊かな公開空地や歩行者通路の整備を行ない、周辺地区間の交流を高める歩行者ネットワークの実現をめざす。
なお、三井不動産（株）は、オフィス・商業棟および住宅棟について、（株）東京放送より一括賃借したうえで、賃貸営業などを行なうリーシング業務、竣工後の建物の運営管理を行なうプロパティマネジメント業務を受託する予定。