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積水ハウス、「2005年1月期決算」発表

 積水ハウス(株)は1日、「2005年1月期決算(連結)」を発表した。
 
 当期連結業績は売上高1兆3,722億4,300万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は766億3,800万円(同▲4.6%)、経常利益773億1,600万円(同▲2.2%)、当期純利益236億5,900万円(同▲37.3%)となった。

 セグメント別の売上高をみると、コンサルティング営業の徹底などによる営業力の強化を図り、商品構成の再編を進めた同社の主力事業である工業化住宅請負事業が7,085億3,900万円。不動産販売事業では地価の下落により需要が拡大している一次取得者向けに積極的な拡販に務め、2,734億5,500万円となった。また不動産賃貸事業では積和不動産グループの一括借り上げにより賃貸物件管理業務が事業の効率化により好調に推移した結果、2,693億2,600万円。その他、顧客満足の一環として注力しているリフォームやエクステリアなどに関するその他事業が1,209億2,300万円となった。なお、当期での受注残高合計は5,739億5,700万円であった。

 同社では2004年10月に中期経営ビジョン「S-Project」を策定、工業化住宅請負事業および不動産販売事業のさらなる拡大を図るほか、グループの再編により、事業の強化・効率化をめざし、次期見通しとして、通期で売上高1兆4,900億円、経常利益800億円、純利益415億円を見込む。


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