三井不動産(株)は4日、長期経営計画「チャレンジ・プラン2008」に基づき、2005年4月1日付の経営機構改革・組織改正、人事異動を発表した。
主な組織改正として、「ビルディング本部」に、日比谷エリアなどにおける所管物件の事業推進を目的とした「千代田開発室」を新設。また「商業施設本部」に、東京都心部および全国の都市都心部において新規事業機会獲得および事業推進を行なう「アーバン事業部」と、郊外型リージョナルショッピングセンターや近郊型ライフスタイルパーク・アウトレット事業等の新規事業機会獲得および事業推進を行なう「リージョナル事業部」を新設するとともに、「商業施設ファンド推進室」も設置する。
このほか、中高層共同住宅事業の強化等を目的に「住宅事業本部」を再編するほか、居住・生活空間をユーザーの視点から滞在時間軸で区分し、ホテルや賃貸住宅など個人所有以外の居住・生活空間に関する商品事業を推進する「アコモデーション事業本部」を新たに設置する。
また人事異動については、現・専務取締役の大室康一氏の代表取締役副社長就任が明らかとなった。