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三菱地所、丸の内エリア「東京ビル」に託児所をオープン

 三菱地所(株)は9日、2004年10月に竣工予定の「東京ビル」(東京都千代田区)に託児所を誘致することが決定したと発表した。

 同物件は、敷地面積約8,100平方メートル、延床面積約15万平方メートル、地上33階地下4階塔屋1階で、一部店舗・駐車場利用を含めたオフィスビル。
 同社では、少子化対策の一環として05年4月に次世代育成支援対策推進法が施行され、企業に対する行動計画策定の義務付けがなされるなどの社会的ニーズを受け、今回の誘致を決定した。

 運営は、都心のオフィス、商業施設、ホテルなどにおいて託児施設を展開している(株)アルファ・コーポレーション(京都市中京区、代表取締役:長木昌則氏)が行なう。入居するのは東京ビル3階、152平方メートルのスペース。定員26名で月極保育だけでなく、丸の内エリア来訪者も利用できる一時預りのサービスも提供していく。

 三菱地所では、今後も丸の内ブランドのさらなるパワーアップをめざし、ハード・ソフト両面からの“丸の内再構築”を進めていく方針。


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