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長谷工アネシス、リサイクル事業へ参入

 (株)長谷工アネシス(東京都港区、取締役社長:岩尾 崇氏)は14日、同社グループが育成・強化を目指すサービス関連事業の一つとして、リサイクル事業に参入すると発表した。

 同事業の主な内容は、(株)長谷工コミュニティ(東京都港区、取締役社長:杉本 猛氏)が管理受託するマンションの居住者から、不用となった生活用品を買い取り、それをリサイクルショップで販売するというもの。16日には、リサイクルショップ「カシコシュ」の第1号店を東京都青梅市にオープンする。

 同社では、快適な生活空間を維持する上でモノをいかに整理し、収納し、処分するかがマンション居住者の大きな悩みと考え、2003年5月より、グループ管理会社が管理受託するマンション居住者から不用品を買い取るサービスを試験的に行なっていた。
 日頃から馴染みのある管理会社からの提案という安心感と量や重さにかかわらず楽に持ち込める利便性から、居住者からも高い評価を得ており、このサービスは、商品の仕入れが最大の課題となるリサイクルショップにとっての安定的な仕入れルートになるという。

 同社では、不用品の処分を望むマンション居住者と、仕入れルートを確実に確保したい事業者の双方のニーズを結びつけることにより、リサイクル事業を拡大・発展させていくとしており、今後も首都圏・近畿圏の郊外エリアにてリサイクルショップの多店舗展開をめざす。


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