三井不動産(株)は15日、ミサワリゾート(株)と事業協力および資本提携について合意したと発表した。
同社では、近年注力している「マネジメント事業」について、これまで主としてオフィス、商業施設、住宅などに限定されていた預かり資産の対象を、ゴルフ場やホテル等に拡大することを企図。またミサワリゾートは、運営受託事業のさらなる拡大をめざしており、両社の事業戦略、成長戦略の方向性が一致したことから、今回の事業協力および資本提携の合意にいたった。
資本提携により同社は、ミサワリゾートの普通株式1,879万2,000株(総株主の議決権の数に対する割合33.30%)を既存株主から譲り受け、主要株主(大株主順位第2位)となる。
なお、ミサワリゾートの社名変更、同社からの役員派遣等については、今後両社で協議していく方針。