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ゼクス、REIT事業への参画を発表

 (株)ゼクスは15日、不動産投資信託(REIT)事業への参画について、投資法人資産運用会社エルシーピー・リート・アドバイザーズ(株)(東京都中央区、代表者: 田邉 久氏、以下、LCP)と基本合意に達したと発表した。

 ゼクスは、LCPグループと極東証券とが中心となって設立したLCPへの出資を、ゼクス不動産投資顧問(株)(東京都新宿区、代表者:小原栄一郎氏)により行なう。出資比率は8%。
 LCPおよびゼクスは、REIT事業の実行をめざし、投資法人「エルシーピー投資法人(仮称)」の2005年秋東証上場にむけ、互いに協力していく方針。
 出資後は、ゼクスの取得および開発による収益物件、賃貸マンション、オフィスビル、シニアハウジング、ホテル、商業施設などを、投資法人に継続的に売却する。

 ゼクスは、不動産コンサルティング事業において蓄積されたノウハウをもとに、収益物件の取得およびシニアハウジング事業、その他施設運営事業を行なってきた。今後はREIT事業に向けて、安定継続的に収益物件を取得、開発、売却していく。

 また、LCPとの今後の取り組みの中で、ノウハウを蓄積し、将来的にはホスピタリティ施設を中心としたファンド組成などをめざす。
 これにより、今までのオフィス、住宅などを中心に投資が行なわれていたREIT市場において、新たな投資対象を提供できるとしている。


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