ミサワ・インターナショナル(株)はこの度、2004年12月から稼動している上海実験工場において、2005年3月より24時間体制で操業することが可能になったと発表した。
同工場は、中国産の機械と木材・廃プラスチックなど現地の原料をもってWPC製品の生産可能性を実験するというもの。中国各地では原料の種類が異なるため、それぞれの安定性や調査を分析し、適したプラントを組み立て、技術移転を行なう。
今後、さとうきびの茎や、麦わら、竹など木材以外の原料による生産の可能性を試みるほか、廃プラスチックの分別が始まった中国において、利用可能な廃プラスチックを選別する実験をしていくという。
なお、2005年度の年生産量6,000トンの量産工場をめざし、規模を拡大していく予定。