国土交通省は11日、2005年2月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると2005年1月の建設工事受注高は3兆8,038億円で、対前年同月比3.2%増となった。うち元請受注高は2兆4,863億円(対前年同月比2.4%増)、下請受注高は1兆3,174億円(同4.9%増)。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は8,011億円(同2.2%増)、民間等からの受注高は1兆6,852億円(同2.5%増)であった。
また、公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)は、同▲1.5%の7,367億円。うち「国の機関」からは2,909億円(同▲14.1%)、「地方の機関」から4,459億円(同8.8%増)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等工事の受注額(1件500万円以上の工事)は2,166億円(同22.8%増)、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は3,282億円(同▲9.7%)となった。
なお、この統計調査報告の概要は国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)にて閲覧可能。