積水化学工業(株)住宅カンパニー(プレジデント:東郷逸郎氏)は18日、積雪地域向け新商品「新ノースワードJX」を開発、4月29日より発売すると発表した。
ノースワードシリーズは、1979年の発売以降32,000棟の実績をもつ積雪地域向け代表商品。「快適さを追求しながら省エネルギーを実現、次世代に住み継ぐことのできる住まい」を開発コンセプトとして、積雪地域の特性に合わせ、光熱費の削減、メンテナンス費用の軽減を目的として開発したのが「新ノースワードJX」。
メンテナンス費用削減策として、外壁には、耐凍害性に優れ、重量感がある磁器タイルを採用。また、屋根は60年間葺き替え不要なステンレス製屋根とし、さらにアルミ庇を採用していることが特徴となっている。
また、次世代省エネ基準2地区対応の高気密・高断熱の構造躯体をベースに、単結晶太陽光発電システム、エコキュートを採用し、深夜電力を利用することにより、光熱費ゼロ住宅めざす。
同社の試算によれば、これらにより、60年間で約2,200万円のライフサイクルコストが軽減できる。
販売価格は3.3平方メートル当たり63万円から。初年度500棟の売り上げを計画している。