積水化学工業(株)と積水ハウス(株)は15日、住宅部材購入コスト低減による住宅事業の競争力強化をめざし、「コストダウン委員会」を発足したと発表した。
両社それぞれの資材購入ノウハウと既存の製造設備などのインフラを最大限に活用し、住宅事業でのメリット拡大を目途としたもの。
積水化学からは常務取締役経営戦略部長の滝谷善行氏、積水ハウスからは取締役専務執行役員資材部長の板脇弘氏が代表委員として参加、そのほか両社の生産・資材担当者がメンバーとなる。
主な検討内容は、内装部材・設備を中心にした共同購買や物流の共同化などについて。今後は、両社合同での資材購入会社設立も視野に入れ、具体的に検討していく方針。