野村不動産(株)は20日、グループ事業のポートフォリオ見直しの一環として木造注文住宅事業からの撤退を決定、それに伴い同社の100%子会社である野村ホーム(株)を2006年3月をめどに解散すると発表した。
同社は撤退理由として、外断熱住宅等の新商品投入をはじめとする営業施策や原価・経費等のコスト削減を進めてきたものの、近年の受注棟数減少により収支が大幅に悪化したことをあげている。
なお、契約済み物件については野村ホームにおいて契約に基づき工事を進め、会社解散までに未竣工の物件やアフターサービス業務については、野村不動産が契約を継承していく。