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東京都、平成17年3月および第1四半期の「新設住宅着工統計」発表

 東京都都市整備局は11日、平成17年3月および第1四半期の東京都内における「新設住宅着工統計」を発表した。

 これによると、3月の新設住宅着工戸数は1万4,765戸(前年同月比▲10.7%)となり、6ヵ月連続の減少となった。
 利用関係別では、「持家」が1,682戸(同▲9.7%)で6ヵ月連続の減少、「貸家」が5,884戸(同▲11.0%)で3ヵ月連続の減少。「分譲住宅」についても6,558戸(同▲17.8%)で6ヵ月連続の減少となった。内訳は、「マンション」が4,779戸(同▲20.1%、2ヵ月連続の減少)、「一戸建て」が1,758戸(同▲8.7%、4ヵ月連続の減少)。
 地域別にみると、市部(3,930戸、同6.1%増)で2ヵ月連続の増加となったほかは、都心3区(1,356戸、同▲39.9%)、都心10区(3,444戸、同▲29.7%)、区部全体(1万804戸、同▲15.6%)でそれぞれ2ヵ月連続の減少となった。

 また、平成17年第1四半期の新設住宅着工戸数は、2期連続の減少となる4万4,641戸(前年同期比▲9.6%)であった。
 利用関係別では、「持家」が4,604戸(同▲8.4%)で2期連続の減少、「貸家」が1万8,094戸(同▲7.9%)で3期ぶりの減少。「分譲住宅」は2万1,257戸(同▲12.8%)で4期連続の減少となり、このうち「マンション」は1万5,906戸(同▲14.8%)で4期ぶりの減少、「一戸建て」は5,300戸(同▲5.7%)で11期ぶりの減少となった。
 地域別には、都心3区が6,340戸(同▲1.4%)で2期連続の減少、都心10区は1万4,285戸(同▲6.9%)で3期連続の減少、区部全体では3万2,764戸(同▲13.8%)で4期連続の減少となったが、市部では1万1,792戸(同4.0%増)で2期ぶりの増加となった。


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