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マンション受注好調で経常利益397億円確保/長谷工コーポ2005年3月期

 (株)長谷工コーポレーションは26日、「2005年3月期決算」を発表した。主力のマンション建設事業が好調で、経常利益397億円あまりを確保した。

 連結ベースの売上高は5,069億5,400万円(前年同期比8.3%増)、営業利益470億300万円(同18.9%増)、経常利益397億5,000万円(同17.1%増)と大幅増。ただし、減損会計早期適用、販売用不動産の評価損など特別損失1,128億円あまりを計上したため、最終赤字は481億4,100万円となった。

 主力のマンション事業で113件・3,239億円(同155億円増)の受注をあげるなど、受注高は目標の3,500億円を大きく超える3,638億円だった。優先株式発行など1,000億円あまりの資金調達により、有利子負債は前期比970億円減の1,841億円、自己資本955億円、自己資本比率20%と財務体質の健全化を図った。

 今期も、マンション建設用地など材料は100%確保しており、引き続き200戸以上の大規模物件を中心に受注を増やし、次期売上高5,500億円、営業利益480億円、経常利益420億円、当期利益360億円を見込む。


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