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シーズクリエイト、高齢者住宅事業に参入

 分譲マンション「シーズマンションシリーズ」を展開するシーズクリエイト(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:幸 寿氏)は、同社100%出資子会社で介護事業を手がけるシーズライフケア(株)とともに、高齢者住宅事業の第1号案件である介護付高齢者住宅「(仮称)シーハーツ柏」(千葉県柏市、全39室)の開発に着手した。

 開発にあたっては、土地所有者と土地建物の20年の賃貸借契約を締結し、開発コストを低減。また、シーズライフケアが蓄積してきた高齢者ニーズや介護に関する経験・ノウハウを活用していく。
 居室はそれぞれ20平方メートル以上の広さを確保し、ナースコールも設置。共有施設として、各フロアに共有リビング・キッチンを設けるほか、浴室には機械浴を設置する。

 RC5階建て、延床面積2,027.78平方メートル。1人部屋(20.31平方メートル)37室、夫婦部屋(27平方メートル以上)2室の合計39室。入居一時金は700万円~1,000万円。2005年8月頃より入居募集を開始、開業は同年10月を予定している。

 なお今後は、介護付高齢者住宅として「シーハーツ」を、健常者住宅併用型介護付高齢者住宅として「シーガーディア」の2ブランドを展開していく方針で、5年後には累計45棟を開発、売上高102億円を見込むとしている。


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