エス・バイ・エル(株)は17日、静岡県限定で発売していた戸建て免震住宅「エス・バイ・エル 免震の住まい」を19日より、全国で発売開始すると発表した。
同住宅は、静岡県限定で販売していた「エス・バイ・エル 免震の住まい」が、木質パネル一体構造による免震住宅構法の国土交通省大臣認可取得をしたことから、これを機に全国で発売を開始する、としたもの。今回の全国発売に当たり、従来のシステムを全面的に見直し、改良した新免震システムを採用した。
なお、新免震システムでは、免震住宅の構法認定を取得しているため、従来の個別認定における申請期間の短縮が可能となったと同時に、評定費用が不要になったうえ、構造設計費が安価に抑えられ大幅な費用の軽減が可能になった、という。
さらに、地震の横揺れを65%~80%低減、震度7程度の揺れが震度4程度まで抑えられるうえ、同社独自の「住まいの生涯サポートシステム」による超・長期保証制度のサポートが受けられる。
設置価格は439万円(2階建て44坪タイプ、消費税・鉄骨架台の溶融亜鉛メッキ仕上・風揺れ固定装置含む)で、北海道、沖縄および一部地域を除いて全国発売される。