(社)日本不動産鑑定協会は21日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて第41回通常総会および懇親会を開催した。
総会では、平成16年度の事業報告がなされた後、平成17年度の事業計画が発表され、すべて原案どおりに承認。今年度は、不動産鑑定評価に関する法律の改正に伴う鑑定評価の周辺業務の基盤整備、位置付けの明確化とともに、個人情報保護法施行に伴う地価公示の枠組みによる取引価格情報の収集・提供制度の運用・有効活用の検討、不動産鑑定士試験の改正に伴う新実務修習制度の構築などが重点事業としてあげられた。
総会後に行なわれた懇親会では、先の会長選挙で再任された横須賀 博会長の挨拶に続いて、同時開催の役員選挙にて選出された副会長らが紹介された。保岡興治衆議院議員(自由民主党)、市川一朗参議院議員(同)、森元恒雄参議院議員(同)ら多数の国会議員も列席、盛会となった。