東急不動産(株)は4日、首都圏・近畿圏を中心に展開しているフィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」を2005年度中にさらに2店舗開業すると発表した。
新規開業するのは「東急スポーツオアシス金町店(仮称)」と「東急スポーツオアシス南大沢店(仮称)」。
JR常磐線「金町」駅南口ロータリーに面する「東急スポーツオアシス金町店(仮称)」は、フィットネス経験のない初心者やシニアも含む幅広い年齢層がターゲット。そこで、高齢者向けのプログラムに関し、運営会社である(株)東急スポ-ツオアシスが早稲田大学エルダリーヘルス研究所と連携して研究開発を進めており、「介護予防・健康増進プログラム」を導入する予定。
また、「東急スポーツオアシス南大沢店(仮称)」はニューファミリー層の多いエリア特性を背景に、マンションとの複合施設内に出店、約1,000坪のゆったりとしたフロアにプール、ジムのほか、温浴施設やボディケアサロンなどを配置する。スイミング教室やスキーツアーなども企画し、親子で体験できるメニューを総合的に提案していくという。
同社は新規施設の積極的展開による収益基盤の拡充をめざしており、中期経営計画「Grow Value 2007」の中でもフィットネスクラブ事業を社会構造の変化とニーズの多様化に対応したビジネスモデルとして位置付け、今後も2006年度までに28店舗を目標に積極的に展開する。