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JREITのプロスペクト・レジデンシャル投資法人、東証に上場

 プロスペクト・レジデンシャル投資法人(東京都千代田区、執行役員:岡田壮夫氏)は12日、19番目の不動産投資信託(JREIT)として、東京証券取引所の不動産投資信託証券市場に上場した。

 同投資法人は、(株)プロスペクトが100%出資する資産運用会社「プロスペクト・レジデンシャル・アドバイザーズ(株)」(東京都千代田区、代表取締役:高橋正義氏)により、2005年4月22日に設立された。

 発行投資口数は74,698口、公募価格は1口につき48万円。主な投資対象を東京圏を中心とした賃貸住宅としている点が特徴。シングルタイプ、ファミリータイプの両タイプを、一定の比率に沿ってポートフォリオに組み込んでいく。
 
 また同日、目論見書記載の取得予定資産30物件のうち、「TKフラッツ渋谷」(東京都渋谷区、取得価額63億9,900万円)、「プロスペクト東雲橋」(東京都江東区、同33億5,300万円)など22物件を取得した。取得価額の合計は300億2,500万円。
 残り8物件は2005年7月14日に取得予定。

 2006年1月期(2005年4月22日~2006年1月末日)業績は、営業収益17億200万円、経常利益4億4,200万円、純利益4億4,200万円、1口当たり分配金5,868円を予想。また、2006年7月期(2006年2月1日~2006年7月末日)業績は、営業収益15億3,200万円、経常利益6億2,200万円、純利益6億2,200万円、1口当たり分配金8,259円を予想している。

 なお上場初日の初値(始値)は公募価格を若干下回る47万5,000円で、その後48万円の最高値を記録、終値はやや下げて46万5,000円となった。


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