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学生マンション事業好調で増収増益/毎日コムネット「2005年11月期中間決算」

 (株)毎日コムネットは25日、「2005年11月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2004年12月1日~2005年5月31日)単体業績の売上高は30億9,900万円(前年同期比85.7%増)、営業利益は1億6,200万円(同9.3%増)、経常利益は1億5,800万円(同9.3%増)、当期純利益は9,000万円(同10.9%増)。
 当期連結業績(対象1社)の売上高は32億3,800万円(同85.3%増)、営業利益は3億8,000万円(同58.8%増)、経常利益は3億7,000万円(同61.0%増)、当期純利益は2億1,300万円(同62.7%増)であった。

 主力の学生マンション事業では、開発部門において、金融機関等との連携によるコンサルティング営業を強化し、個人オーナーのみならず、企業に対しても積極的に事業プラン提案を行ない、物件開発に努めた結果、新規サブリース10棟365戸、新規管理受託5棟562戸を開発。総管理戸数を103棟3,769戸(前期末比27.0%増)に増やした。
 また、賃貸・仲介事業部門については、大学との連携強化および、仲介専門子会社の(株)学生サービスプラザの営業強化、新規店舗出店などが奏功し、管理物件の入居率99.87%(2005年4月現在)と、高水準の稼働を維持。これらにより、同事業全体で売上高27億1,169万4,000円(前年同期比127.5%増)を計上した。

 なお通期は、不動産流動化スキームの活用などにより、学生マンションの開発を行なうとともに、入居者サービスの向上にも注力。さらに、開発戸数増加に伴う新たな販促ルートの開拓を進め、紹介物件情報の充実、入居者管理の強化等の店舗運営の効率化を図るとしており、売上高61億円、経常利益6億4,000万円、純利益4億1,000万円を見込んでいる。


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