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三菱地所と藤和不、「ノンフロン断熱材」をマンション標準仕様に採用

 三菱地所(株)と藤和不動産(株)は4日、2005年3月の資本提携および業務提携基本契約締結後、住宅事業の「分譲・仲介・管理」事業の提携協議を進めているが、この度マンションのウレタン吹き付け断熱材として「ノンフロン断熱材」を共同で採用すると発表した。

 同断熱材は、ウレタンを吹き付ける際に発泡剤として炭酸ガスを使用するため、オゾン層の破壊物質を含む従来のフロン(ハイドロクロロフルオロカーボン)を一切含まない。さらに、フロンの代替品として現在使用されている代替フロン(ハイドロフルオロカーボン)と比較しても地球温暖化作用が900分の1と非常に低いという。

 三菱地所と藤和不動産では、まず首都圏で今後計画するマンションの標準仕様としてノンフロン断熱材を取り入れ、計画中のマンションについても対応可能なものについては積極的に検討していく、としている。


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