(株)ゼファーはこのほど、イオン南柏店の開発型流動化プロジェクトに着手すると発表した。
同プロジェクトは商業系専門の不動産ファンドとして計画されていた「ゼファーリテールファンド(仮称)」の第5号物件にあたるもの。
同社設立のSPCにて用地取得後、店舗建設を行ない、大手総合スーパーのイオンと20年間の定期建物賃貸借契約を行なう。
同社では、単一テナントの商業施設の不動産証券は、テナントの移転リスクなどによりリスク高とされてきたが、信用力の高いテナントと長期賃貸借契約により安定性をはかることで、投資家から高い信用力を得たいとし、今後も大手流通系企業の大規模店舗やアミューズメント施設などの商業系施設を投資対象として不動産の証券化・流動化を行なっていく予定。