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東京建物、「2005年12月期中間決算」発表

 東京建物(株)は23日、「2005年12月期中間決算(連結)」を発表した。

 当期(2005年1月1日~6月30日)連結業績の売上高は694億500万円(前期比▲4.5%)、営業利益は112億4,800万円(同▲2.4%)、経常利益は89億7,700万円(同3.3%増)、当期純利益は35億5,800万円(同▲41.4%)となった。

セグメント別にみると、賃貸事業ではアセットマネジメントおよびプロパティマネジメント業務の受注拡大、および「古河千代田ビル」(東京都千代田区)や「丸善名古屋ビル」(名古屋市中区)などの収益ビルへのSPCを活用した投資を行なった結果、営業収益214億3,700万円(同4.2%増)、営業利益95億6,300万円(同9.8%増)となった。
 分譲事業では、「ラグナタワ-」(東京都品川区)、「ルネッサンスタワー上野池之端」(東京都台東区)などを売上に計上した結果、営業収益341億1,500万円(同▲16.7%)、営業利益15億1,700万円(同▲59.0%)となった。
また、大きく業績を伸ばしたその他事業では、仲介・鑑定・コンサルティング事業、リゾート・レジャー・ホテル事業、リフォーム事業、飲食事業、メディアコンプレックス事業、温浴事業などにおいて、積極的に展開。「ジェイゴルフ霞ヶ浦」、「おふろの王様港南台店」などをオープンした結果、営業収益138億5,200万円(同24.2%増)、営業利益26億6,100万円(同52.3%増)となった。

 通期業績見通しについては、単体の売上高1,450億円、経常利益185億円、当期純利益115億円、連結の売上高1,770億円、経常利益220億円、当期純利益115億円を見込むとしている。


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