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積水ハウスら、「ステーションガーデンタワー」概要発表

 ひぐらしの里中央地区市街地再開発組合(組合事務局:東京都荒川区、理事長:井ノ部澄夫氏)およびその参加組員である積水ハウス(株)(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:和田勇氏)、旭化成ホームズ(株)(本社:東京都新宿区、代表取締役:岡本利明氏)は29日、タワーマンション「ステーションガーデンタワー」(総戸数340戸)プロジェクトの概要を発表した。

 同マンションは、JR山手線「日暮里」駅に直結し、京浜東北線、常磐線、京成線も乗り入れる交通至便な場所に立地している。
 現在、日暮里駅前は、商業・業務施設・住宅等の用途が混在とした地区となっており都市機能の集積が十分でないことや、歩行者の安全で快適な動線が整備・確保されていないため特に高齢者や身障者に不便なものとなっているため、「ひぐらしの里中央地区」、「ひぐらしの里西地区」、「ひぐらしの里北地区」の3地区において市街地再開発事業によるまちづくりが推進されており、同マンションは開発の一環。

 歩行者デッキを建設するほか、1階~5階は商業施設、6階~9階は事務所等の業務施設、11階~40階が住居部分となる。
 また、バス・ミニキッチンを備えたゲストルームや各種会合・稽古事などさまざまな用途に利用できる集会室、ビューラウンジも設置する。

 震災等非常時の発電機運転時間を約80時間に設定したうえ、3日間以上の飲用水・雑用水の供給が可能となっている。さらに、太陽光発電・風力発電設備を取り入れ、自家発電機が燃料切れで停止した場合でも、一部の共用部分に給電される。

 3階のメインエントランスだけでなく、1階のサブエントランス、地下2階、地下1階からの入り口に二重のオートロックまたは二重のセキュリティーを備えるなど、セキュリティにも配慮。

 予定販売価格は2,300万円台~8,500万円台となっている。

 なお、モデルルームは9月下旬にグランドオープン、10月上旬より販売を開始し、竣工は2008年2月下旬、入居時期は2008年3月下旬予定。


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