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プロロジス、GICリアルエステートと共同で「プロパティーズ ファンド2」を組成

 物流施設専門の不動産開発会社であるプロロジス(日本本社:東京都港区、日本共同代表:山田御酒氏、三木真人氏)は1日、シンガポール政府不動産公社のGICリアルエステート(以下、GIC RE)と共同で、日本国内における物流施設開発共同基金「プロロジス ジャパン プロパティーズ ファンド2」(以下、PJPF2)を組成すると発表した。

 両社は2002年に第1弾となる「プロロジス ジャパン プロパティーズ ファンド1」(以下、PJPF1)を組成。国内における物流施設開発と既存物件の取得が順調に進んでいることなどから、今後も日本における先進的な物流施設の需要は引き続き高いと判断、第2弾としてPJPF2を組成することとした。出資総額は約7億5,000万ドル(約825億円、1ドル=110円で換算)、出資割合はGIC REが80%、プロロジスが20%。

 PJPF2は、プロロジスが、今後2009年までに目標としている総面積約370平方メートルの物流施設開発の受け皿として活用される見通しで、同社は開発を完了しファンドへ移行した後の物流施設のアセットマネジメントを行なう。


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