(株)長谷工アネシスは2日、松下電工(株)と共同で、マンション住戸のインターホンのリニューアルに対応した「セキュリティ・インターホン」システムを開発したと発表した。(共同特許出願中)
同システムは、住戸内にあるインターホンと玄関ドアホン・警報監視盤との間の既存配線を生かしながら、「警報」機能を向上させたもの。既存配線をそのまま利用するためコストを大幅に抑えることが可能で、従来のリニューアルでは1戸当たり10万円~12万円必要だった費用を、約3分の1(約4万円)に抑えることができる。また、これまで難しかった希望住戸だけの改修も可能。
さらに、警報監視盤に警報内容と住戸番号を戸別にデジタル表示することができるようになっており、セキュリティ機能をより高めたものとなっている。