「日本住宅性能表示基準」および「評価方法基準」の改正が、14日告示された。
主な改正点は、消費者の防犯に対する意識の高まりを受けた、防犯に関する評価項目の充実。
改正では、「防犯に関する性能表示事項」として、「開口部の侵入防止対策」を新規追加。住宅の開口部を、外部からの接近のしやすさに応じてグループ化し、それぞれのグループにおけるすべての開口部について、侵入を防止する性能が確かめられた部品が使用されている場合、その旨を表示することとした。なお、「侵入を防止する性能が確かめられた部品」とは、「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」の防犯性能試験を通過した部品を指す。
改正表示基準は、06年4月以降に住宅性能評価を申請する住宅から適用となる。