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福岡リート、投資物件に「サニックス博多ビル」を取得

 福岡リート投資法人は20日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、「サニックス博多ビル」(福岡市博多区)の不動産信託受益権取得を決定したと発表した。

 同物件は、2001年竣工、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付8階建てのオフィスビル。総賃貸可能面積は6,293.69平方メートルでテナント数は13。取得時点の稼働率は100%。

 同投資法人は、同物件が「博多」駅徒歩2分という好立地にあり、国道やバイパスなども利用しやすい交通利便性の高い地域であることなどを評価。売り主の(株)サニックス(福岡市博多区、代表:宗政伸一氏)より、44億円で取得することを決定した。
 なお本件取引は、同投資法人が掲げている「地域経済界とのネットワークの活用」を具現化したものであり、同投資法人では、今後の外部成長モデルとなるとしている。


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