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オフィス・ホテルの複合開発「銀座三井ビルディング」竣工

 三井不動産(株)が開発を進めていた、オフィス・ホテルの複合用途からなる「銀座三井ビルディング」(東京都中央区、地上25階建て)が、20日竣工した。

 1階から15階までを占めるオフィスフロアは、耐震・セキュリティ・環境・情報化対応など、最新鋭の設備・仕様を装備。天井高2.8m、約500坪の無柱スペースとなっており、テナントとして(株)リコーの全館使用が決定、満室での竣工となった。

 また、16階から25階には「三井ガーデンホテル銀座」(361室)が11月15日にオープンする。
 同ホテルでは、日本のホテルとしては初めて、イタリアの家具メーカー「カッシーナ」等のデザインを手がけるデザイナー、ピエロ・リッソーニ氏をメインデザイナーに起用。また、全室に無料の高速インターネット環境、快眠にこだわったベッドや枕などを備えており、ビジネス、観光に適した宿泊主体型のホテルとして、全国12施設のガーデンホテルシリーズのフラッグシップとなるとしている。

 なお、同ビル1階には、総合案内所「銀座-ストリートガイド」を11月にオープン予定。銀座の街を広く案内・紹介するコンシェルジェ機能を設けるほか、車椅子で歩く銀座マップの配布など、街のバリアフリー化にも貢献していく。


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