住友不動産(株)は、22日開催の取締役会で投資効率の改善をめざして固定資産の譲渡を決議、それに伴い2005年5月19日に公表した06年3月期の業績予想を修正した。
譲渡資産は「住友不動産芝ビル2号館」(東京都港区所在、1988年竣工)、その他オフィスビル計3棟で、売却先は、住友不動産ファイナンス(株)。譲渡価格は63億6,000万円、帳簿価額は238億2,400万円、9月30日に契約を締結し、引き渡す予定。
発生する譲渡損失は、06年3月期決算にて特別損失に計上するが、第1四半期に実施した新宿住友ビル再証券化や投資有価証券売却益を特別利益に計上したため、06年3月期中間期業績予想(連結)は、売上高2,500億円、経常利益270億円は変わらず、中間純利益が30億円増加の105億円となった。