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RIF、2005年上期「住宅マーケットインデックス」結果を発表

 不動産情報サービスのアットホーム(株)、(株)ケン・コーポレーション、(株)不動産経済研究所の3社が、(財)日本不動産研究所の協力を得て設置した「住宅インデックス・フォーラム」(略称:RIF)は28日、東京23区のマンション全般を対象に、2005年上期(1~6月期)の売買価格・賃料・利回りを調査・集計した「住宅マーケットインデックス」をまとめ発表した。

 これによると、東京23区の1平方メートル当たりのマンション価格は、標準(40平方メートル以上80平方メートル未満)タイプで新築が66.0万円(前年同期比1.9%上昇)、中古は51.7万円(同▲2.9%)となった。1戸当たりの表面利回りについては、新築が6.0%(同0.1ポイント上昇)、中古が6.9%(同0.4ポイント上昇)であった。 
 また、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の中古マンションでは、大型(80平方メートル以上)タイプの価格は新築・中古ともに下落。一方小型(40平方メートル未満)タイプでは、投資需要から新築・中古ともに上昇した。また、表面利回りは標準タイプの新築で6.6%(同0.2ポイント上昇)、中古は6.8%(同横ばい)であった。

 東京23区の1平方メートル当たりのマンション賃料については、標準タイプで新築3,286円(同3.6%上昇)、中古2,992円(同3.2%上昇)とともに上昇。
 都心5区の1平方メートル当たりのマンション賃料も、標準タイプで新築4,383円(同2.1%上昇)、中古3,920円(同2.0%上昇)とともに上昇という結果であった。
 
 なお、RIFでは、今回の調査結果を詳細にまとめた冊子(A4判、約60ページ)を2,100円(税込み)で販売する。申込み・問合わせは、アットホーム社カスタマーセンター(tel 03-3730-6395)まで。


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