不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

アットホーム、2005年8月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社のネットワークにおける首都圏2005年8月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが1,629件(前年同月比14.5%増)で2ヵ月連続のプラス。新築戸建についても12,206件(同50.9%増)となり、33ヵ月連続のプラスとなった。なお、中古戸建は1,269件(同19.2%増)、居住用土地は2,474件(同16.3%増)であった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり32.05万円(同▲1.4%)、1戸当たり1,954万円(同▲0.4%)となり、ともに8ヵ月連続のマイナス。
 新築戸建ては1戸当たり3,398万円(同0.4%増)、中古戸建ては3,127万円(同▲1.2%)であった。一方、居住用土地は1平方メートル当たり20.30万円(同17.8%上昇)となった。

 首都圏平均の成約数は、中古マンションが554件(同24.5%増)、新築戸建は1,720件(同15.4%増)となった。中古戸建は342件(同2.1%増)で20ヵ月ぶりにプラスに転じた。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり32.47万円(同1.9%上昇)。一方、1戸当たりは1,892万円(同▲1.3%)となった。新築戸建は1戸当たり3,409万円(同▲1.7%)で29ヵ月連続のマイナス、中古戸建は1戸当たり2,800万円(同1.8%増)で再びプラスとなった。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら