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綜合地所、日立造船不動産を完全子会社化し西日本に本格進出

 日本綜合地所(株)は30日、同日開催された日立造船(株)の取締役会決議をもって、同社子会社の日立造船不動産(株)(大阪市北区、取締役社長:米山 洋氏)全株式の譲渡契約を締結、完全子会社化したと発表した。

 日立造船不動産は、大阪市に本社をおき、西日本エリアを中心に、マンション分譲・戸建て分譲を主たる業務として展開。また、仲介・施設管理・ホテル運営など幅広く事業を展開している。
 日本綜合地所は、その営業基盤と現在に至るまでつちかわれてきたノウハウや人的資産を高く評価し、今回の子会社化を決定した。

 株式の取得先は、日本造船97.6%、(株)アイメックス2.4%。株式総数は41,880株で取得価額は13億円であった。

 日本綜合地所では、本件によるシナジー効果が期待できるとして、同社グループにおける業績向上に寄与するとしているが、現在算定中であるとしている。


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