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国交省、平成17年度 「都市景観大賞」受賞地区発表

 国土交通省は9月30日、平成17年度「都市景観大賞」の受賞地区を発表した。

 都市景観については、平成2年に「都市景観の日」が制定され、翌平成3年から都市景観大賞表彰等を「都市景観の日」中央行事の一環として実施しており、平成12年度までに、毎年10地区、計100地区を選定、表彰して「都市景観100選」としてとりまとめた。平成13年度から都市景観大賞は「美しいまちなみ賞」として、まちづくり組織と地方自治体が協働して良好な都市環境の形成を行なっている地区を対象に表彰を行ない、今年で5回目を迎える。

 今年も10月4日に中央行事を実施、都市景観大賞の表彰、および「これからの都市景観への期待-景観法の施行を受けて」をテーマにシンポジウムなどを行なう。

 都市景観大賞「美しいまちなみ賞」は、地域においてまちなみを維持・保全しようとする取組みを積極的に評価し、良好な都市景観の形成の推進を図るもの。今年度は、「明治百年通り」(秋田県小坂町)、「八尾地区」(富山県富山市)、「倉吉市打吹地区」(鳥取県倉吉市)の3地区が大賞に選ばれたほか、優秀賞として「成田市上町地区」(千葉県成田市)、「宇津ノ谷地区」(静岡県静岡市)、「大洲市肱南地区」(愛媛県大洲市3地区)、特別賞として「さいたま市北部拠点宮原地区」(埼玉県さいたま市)が選ばれた。


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