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JR東日本、「Suica」がカギになる分譲マンションを販売/日立のセキュリティシステム導入

 東日本旅客鉄道(株)(以下、JR東日本)は4日、グループ会社の(株)ジェイアール東日本都市開発が手がける分譲マンション「びゅうパルク湘南本鵠沼」(神奈川県藤沢市、地上5階建て、総戸数31戸)において、(株)日立製作所開発が開発した、「Suica」をマンションのカギとして利用できるセキュリティシステムを導入したと発表した。

 同システムは、日立のITマンションシステム「net@ITEM」上で「Suica」を利用できるように開発したもの。マンション共用部に設置されたマンションコントローラーと各住戸に設置されたホームサーバーをインターネット経由で日立カスタマーセンターに接続することにより、ICカードサービスやモバイルサービスなどを行なうもので、具体的には、「Suica」により集合玄関での入館管理、住戸玄関扉・共用部扉電気錠制御および入館管理、宅配ロッカー荷物受け取りなどの個人認証を行なうことができる。
 また、携帯電話を使って、住宅玄関扉電気錠制御や、エアコン、給湯器、床暖房の電源入り切り操作などを行なうことも可能となる。

 同物件は、JR東海道線「藤沢」駅徒歩14分、小田急江ノ島線「本鵠沼」駅徒歩12分に位置。間取りは3LDK(72.13平方メートル~81.19平方メートル)、予定価格帯は2,600万円台~3,700万円台。
 2006年3月下旬~4月初旬の入居を予定している。


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