東京建物(株)は13日、大成建設(株)と現地法人である上海万科房地産業団有限公司と共同で、上海・華漕(ファーサオ)地区において分譲マンション事業を行なうと発表した。同地における分譲マンション事業は東京建物にとって初の取組み。
「(仮称)上海・華漕プロジェクト」は上海市北西部の住宅街で、各国国際学校などが整った国際居住区の一角60,000平方メートル超の敷地に、2~4階建ての低層マンション35棟(総戸数236戸)を開発するというもの。上海虹橋(ホンチャオ)空港まで6km、日系企業が多数所在する古北(グーペイ)商業区まで10kmに立地する。
有人セキュリティなどを取り入れた高級マンションで、専有面積約120平方メートル~約160平方メートル、住戸プランは4LDK中心で、30歳代~40歳代のファミリー層をターゲットとしている。予定価格は3,000万円~5,000万円。第1工区の竣工予定は2007年12月で、06年秋より販売を開始する予定となっている。