野村不動産アーバンネット(株)は18日、「投資運用事業部」の新規開発プロジェクト第1弾として昨年夏より手がけていた「東池袋一丁目プロジェクト」(東京都豊島区)が竣工、投資家への引き渡しを完了したと発表した。
「投資運用事業部」は、同社がこれまで蓄積してきた顧客ニーズや情報ネットワークを活用し、収益不動産を取得、あるいは開発したうえで投資家向けに商品供給を行なうことを目的に、昨年2月に新設されたもの。2005年9月末までに、事業用不動産として全26プロジェクト39物件(うち9物件は開発型)を取得。すでに一部を不動産ファンドを含む投資家に売却しており、今回の案件が、開発型プロジェクトの引き渡しとしては第1号となる。
同物件は山手線他「池袋」駅徒歩6分に位置。鉄骨鉄筋コンクリート造10階建てで、1階~3階は店舗および事務所(3区画)、4階~10階は住宅(14戸)となっている。