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経常利益134.7%増/パナホーム「2006年3月期中間決算」

 ※昨日配信したニュースに一部誤りがありました。修正の上改めて配信させていただきます。関係者の方々には深くお詫び申し上げます。

 パナホーム(株)は26日、「2006年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2005年4月1日~2005年9月30日)単体業績の売上高は1,254億7,900万円(前期比0.5%増)、営業利益は2億2,300万円(同210.4%増)、経常利益は6億2,200万円(同71.8%増)、当期純利益は▲16億4,100万円。
 当期連結業績(対象8社)の売上高は1,288億9,600万円(0.9%増)、営業利益は4,200万円、経常利益は2億4,300万円(134.7%増)、当期純利益は▲16億2,600万円となった。

 セグメント別には、戸建住宅事業では、体感型展示場「エコライフパーク」を新たに開設、全国各地の住宅展示場を「エルソラーナ」にリニューアルするなど、販売強化に向けた基盤整備に注力するとともに、商品面でタイル外壁と窓ガラスに光触媒技術を採用した「エルソラーナ キラテックNEW」、密集市街地でも十分に採光が可能な「ソルビオスNOA」などを発売した。
 資産活用事業では、入居者の多様なニーズに対し、ライフスタイル別に賃貸住宅の設計提案ができる体制を構築することで土地所有者に対する提案力を強化し、入居希望者向けサイト開設などすることで、賃貸住宅オーナーの生涯安定経営を支援する体制の整備に注力した。
 またリフォーム事業では、「エコライフリフォーム」をコンセプトに、コンサルティング型経営業の強化として、インターネットを活用したコンサルティングシステムを導入したほか、「匠のリフォーム」の全国展開を推進した。
 これらにより売上高、営業利益、経常利益はいずれも増収増益となったが、固定資産の減損会計を適用したことに伴う損失等の計上などにより、純損失を計上した。

 なお通期は、連結ベースで売上高2,660億円、経常利益37億円、純利益▲3億円を予想している。


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