(株)東京カンテイは27日、首都圏・湾岸地域の新築マンションの供給動向を調査、2000~2005年(累計)の“湾岸エリア”の新築マンション供給戸数駅別ランキング(上位20駅)を発表した。
累計ランキング上位駅はいずれも、大規模物件開発集中エリアであり、1位は、JR京葉線「新浦安」駅(供給戸数5,849戸)、2位はJR京浜東北線「横浜」駅(供給戸数4,893戸)、3位はJR山手線「品川」駅(供給戸数4,671戸)となっている。20駅の累計供給戸数は4万6,502戸であった。
同調査では、団塊世代の買い替えと団塊ジュニア世代のマンション購入適齢突入が需要を高めたこと、住宅ローン金利とローン商品、Jリートやプライベートファンドの拡充などを湾岸地域でのマンション供給の伸長の要因として挙げている。
なお、2005年の駅別1位は、「品川」(2,562戸)で、ランキング上位駅は2005年以降も大規模物件の供給および竣工が予定されており、2010年までは「首都圏湾岸地域での新築マンション大量供給」状況は継続するとしている。