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経常28%増の368億円に/三井不「2006年3月期中間決算」

 三井不動産(株)は31日、「2006年3月期中間決算」を発表した。

 連結売上高は4,929億8,200万円(前年同期比8.0%増)、営業利益460億3,700万円(同18.5%増)、経常利益368億3,200万円(同27.9%増)、中間純利益232億4,600万円(前年同期は74億9,000万円の損失)。

 主なセグメント別に売上高と営業利益をみると、賃貸事業が1,803億6,100万円(前年同期比104億円増)、353億4,900万円(同34億円増)、分譲事業が1,124億6,200万円(同152億円増)、92億3,000万円(同22億円増)、仲介・販売受託・コンサルティングが281億1,400万円(同15億円増)、62億1,000万円(同4億円増)。賃貸事業は、「交詢ビルディング」や「ZOE銀座」といった新規ビルの稼動や三井不動産住宅リースの賃貸物件や三井不動産販売のリパーク事業の管理戸数増が寄与。分譲事業では、マンション1,210戸、戸建450戸の1,660戸を計上。期中計上予定戸数の8割を消化した。完成在庫もほぼ半減の245戸にまで減少した。

 なお、通期は、連結ベースで売上高1兆1,250億円、営業利益1,220億円、経常利益1,000億円、当期純利益500億円を見込んでいる。


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