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エス・バイ・エル、野村ホールディングス関連会社と資本提携、本業立て直しへ

 エス・バイ・エル(株)は4日の取締役会で、野村ホールディングスの関連会社であるユニファイド・パートナーズ(東京都港区、社長:キム・チョーホー氏)と資本提携を決議、合わせて業務提携についても協議を進めていることを明らかにした。

 エス・バイ・エルは、今年5月に「新中期計画―INNOVATION55―」を発表、抜本的な構造改革に取り組んでいるが、この中期計画の実行と、財務体質の強化を目的に、ユニファイド・パートナーズ(以下、ユニ社)と資本提携を行なう。

 提携の内容は、エス・バイ・エル者が新たに発行する普通株式約95億円を第三者割り当て増資の形でユニ社が全額引き受け、またユニ社が持つ不動産金融サービス機能とディベロッパー・不動産業者のネットワークを活用し、開発・分譲事業の規模拡大、収益性の向上を図っていく。
 ユニ社からは取締役・執行役員の派遣を受け入れる予定となっており、増資後速やかに臨時株主総会を開催する予定である、としている。


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